【医療機器開発における思考プロセスを学ぶ!】メディカルビジネスリーダー(MBL)育成プログラム受講生募集



主催:福島県
共催:一般社団法人日本バイオデザイン学会
(一般社団法人日本バイオデザイン学会 (jamti.or.jp))
「”本当に必要とされる医療機器”を開発したい」
そんな思いを持った方々へ
医療関連ビジネスが盛んな福島県は、数多くの企業が医療関連産業に参入しています。ビジネス成功には、医療現場を理解し、モノ作りの現場をリードする人材が重要なカギを握ります。そこで、これからの医療関連ビジネスを担う人材を育成するため、メディカルビジネスリーダー(MBL)育成プログラムを実施します。
目的(Objective)
このプログラムでは、医療機器の開発を推進する「バイオデザイン」を習得・実践することで、より予見性の高い医療関連ビジネスを牽引できるような人材の育成を目指します。
対象(subject)
●福島県内の大学生、大学院生(県外大学の福島県出身者も含む)
●福島県内医療機器関連企業に勤める職員
※1:福島県内医療機器関連企業とは、福島県内に本社もしくは工場等が所在する企業を指します。
※2:全プログラムに参加できる方が前提となります。
概要(abstract)
1.目指す人材像
①医療関連製品の企画・開発能力
「真のニーズ」を捉えた収益性の高い事業の企画・開発を牽引する人材
②医師・メーカーとの円滑な取引
医療従事者や医療機器メーカーとのコミュニケーション能力が高い人材
③多様なネットワーク構築
「医療従事者」「メーカー」「研究者」など、多様なネットワークを有する人材
2.開催期間
2023年9月~2024年3月
3.プログラム行程
全9回
⑴ 概論セミナー
⇓
⑵ バイオデザインプログラム
ア バイオデザインの習得
数名のチームを形成し、デザイン思考に基づく医療機器開発プロセスを実践的に学びます。
イ 医療現場観察実習
実際の医療機関を訪問して現場観察をし、観察を通じた課題抽出を行います。
ウ 短期集中合宿
1泊2日で合宿を実施し、プレゼン及び成果発表に向けて集中的にワークショップを行います。
⇓
⑶ 成果発表
4.受講料
無料
5.定員
8名
6.助成金(自主活動経費)
・金額
10万円(後日実費精算)
・助成率
対象経費のうち、上限額までの全額
・助成の範囲
本プログラムを通して、自身の知識や技術を深めるために必要となる対象経費
・その他詳細
メディカルビジネスリーダー(MBL)育成プログラム自主活動経費助成基準をご確認ください。
※ 本プログラム会場までの旅費交通費や宿泊費の他、本プログラム内容以外の医療関連産業に関するセミナー等に参加するための参加費やその旅費交通費も自主活動経費としてお使いいただけます!
※ 短期集中合宿の会場は郡山市内のホテルを予定しています。会場の宿泊費(食事付き)(会場までの旅費交通費は除く)は、自主活動経費からではなく、事業経費から支出いたしますので、自主活動経費として申請いただく必要はございません。
7.講師
【統括責任者】 桝田浩禎 氏
大阪大学大学院 医学系研究科 心臓血管外科 特任助教
ジャパンバイオデザイン ファカルティ
Stanford biodesign Global Faculty
A-wave株式会社 代表取締役


【メイン講師】 山田 翔平 氏
大阪大学大学院 医学系研究科 心臓血管外科学
専門:心臓血管外科
8.その他詳細
詳細は募集要項等、関連書類をご確認ください。
参加申し込み(application)
1.申し込み方法
本プログラムへの参加希望の方は、下記(1)(2)の書類を【提出先】までメールにてご提出ください。提出締め切り:2023年8月18日(金)12:00
(1)申込書 【別紙1】
(2)個人目標【別紙2】
※開講式(第1回)で個人目標について発表していただきます。
【提出先】
ふくしま医療機器開発支援センター
事業企画推進部 トレーニングG 藤岡
Mail:jigyobu@fmdipa.or.jp
2.募集人数
8名
3.結果通知
申込書及び個人目標を確認後、後日結果を本人宛に通知いたします。
4.その他
(1)提出いただいた書類は返却いたしません。
(2)個人情報については、下記の利用目的以外では一切使用しません。
ア 所属及び本人への連絡
イ 講師への情報提供
ウ その他事業遂行のため
年間スケジュール(schedule)
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※ 第3回の医療現場観察実習にて、実習先施設都合により時間帯のわずかなずれが生じる場合がございます。
※ 閉講式(第9回)の日程、及び第7~9回の会場は、決定し次第ご連絡します。
※ プログラム間の時間が空いてしまうタイミングでは、講師からの課題提示や、講師によるチームごとのメンタリング等を行います。
修了生の声(review)
✓MBL育成プログラムの経験で、役に立っていること(役立ったこと)はありますか?
MBLプログラムの活動では、普通の学びとは違う思考プロセスを学ぶことができました!プログラムを通して、物事を多面的に捉える能力育むことで、問題解決能力を身につけることができたと感じています!
MBLでは年齢・職業など、異なる背景の方と医療現場のニーズについて討議を重ねたことで、思考の幅が広がったと感じているので、とても貴重な経験となりました!
✓MBL育成プログラムは、どんな人におススメしたいですか?
創造性やイノベーションに興味を持っている方々や、様々な分野で活躍し知識を豊富に持っている方々との討論を通じて刺激を受けたい方々におすすめです!
また、プロジェクトやチームのリーダーになることを目指している方々にも適してると思います!
「人々の役に立つ製品を生み出したい!」と考える方におすすめです。MBLでは、現場のニーズを事業化の視点含めて検証する方法を習得できるので、多くの人から必要とされ、かつ、事業成立性の高い製品の開発を進めることができます。
また、医療だけでなく、どの業界でも役に立つ知識となると確信しています!
過去のプログラムの様子(previous scene)



関連書類






バイオデザインとは?
2001年にスタンフォード大学のDr Paul Yock(ポール ヨック 博士)らが、デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラムとして開始しました。開発の初期段階から事業化の視点も検証しながら、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーシ ョンを実現するアプローチを特徴とするプログラムです。
14年間で40社の起業を実現し、400件以上の特許出願がなされました。また、50万人を超える患者が、本プログラムで創出されたデバイスによる恩恵を受けております。現在、インド、シンガポール、アイルランド、イギリスで導入され、さらには、中国やブラジルをはじめとする世界中で導入が検討されています。

デザイン思考とは?

デザイン思考とは、デザイン、設計する際のプロセスを用いてユーザーの課題を定義し、解決策を導きだすマインドセットを指します。
「デザイン思考」という言葉は、1987年にピーター・ロウが著した『デザインの思考過程』において最初に登場した言われています。
その他留意事項
† 医療現場観察実習について
実習の際は、実習先病院(国立がん研究センター東病院)に対して、秘密保持に関する誓約書と感 染抗体申告書をご提出いただきます。書類は事務局側で後日配布いたします。
お問い合わせ(contact)
【事務局】
ふくしま医療機器開発支援センター
事業企画推進部 トレーニングG 藤岡
TEL:024-954-4019 MAIL:jigyobu@fmdipa.or.jp