2023.3.31 お知らせ

第3回バイオデザイン学会定期学術集会でランチョンセミナーを開催しました

2023年3月3日、東京大学工学部で開催された「第3回バイオデザイン学会定期学術集会」において、医療機器開発を積極的に進める医師・医療機器メーカー等へ向けたランチョンセミナーを実施しました。同学会は、ニーズ・スタートを特徴とするスタンフォード大学バイオデザイン・プログラムを、大学等の教育機関、産業界、行政機関などに広く普及させ、医療機器イノベーションの推進とリーダー人材を輩出することを目的とし、設立されました。会員は、教育研究機関等の研究者や学識経験を有する個人、医療機器関連産業界の企業、大学(学部、大学院修士課程及び博士前期課程の大学院)に在籍する学生、ジャパンバイオデザイン・フェローシッププログラムの在籍者となっており、本セミナーへ140名が参加しました。

〈開催内容〉

◆「医療機器の開発から事業化まで一体的に支援する
   『ふくしま医療機器開発支援センターについて」
 講師:ふくしま医療機器開発支援センター センター長 小林 利彰

◆「ニーズ発医療機器イノベーションエコシステム構築に向けた検討」
 講師:大阪大学 大学院医学系研究科保健学 専攻 寄附講座准教授
 ジャパンバイオデザイン プログラムダイレクター 八木 雅和













八木先生からは、新製品開発をする際に大切なことやニーズ探索、コンセプト検証等に関するポイントのほか、ふくしま医療機器開発支援センターと協働で進めてきた試作開発や動物実験の事例について発表いただきました。