医療機器産業新規参入促進事業
異分野から医療機器産業への参入を目指す企業に向け、セミナーや個別相談など段階的に支援します。

新規参入塾の開校
目的
”新規参入塾”では、福島県内のものづくり企業が医療関連産業で活躍するための下地を形成することを目的とした学びの場を提供します。 特に「医療機器等の部品などを製造して供給し、納入することのできるサプライヤーの育成」を主眼とした内容です。
内容
セミナーやメディカルクリエーションふくしま2025への出展を通じて、医療関連産業に関するノウハウを高めつつ、参入に向けた医療機器メーカーへのPR方法や展示会での振る舞い方などの実践的な内容を学びます。
医療関連産業への参入のいろはが学べる入門的な内容となっておりますので、基礎的な部分を学びたい・学び直したい企業様におすすめします。(2025年度の実施内容は詳細が決まり次第お知らせします。実施期間は7月~12月の約半年間を予定しています。)

2024年度の様子

2024年度の様子
<お問合せ先>
ふくしま医療機器開発支援センター 事業企画推進部 庭瀬・小川
TEL:024-954-4014 Mail:hikari.niwase@fmdipa.or.jp
プログラム医療機器ビジネス参入支援セミナー
目的
近年、プログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)の開発は、医療課題や社会課題の解決策として世界的に注目され、開発競争が加速しています。こうした中、IT技術を有する企業が、医療機器分野へ新たに参入することが強く期待されています。
本セミナーは、成長が見込まれる医療機器市場への参入可能性を探るとともに、SaMDの基礎知識や事業化の具体的な事例を紹介し、福島県内のIT関連企業等の今後の医療機器分野における事業展開に向けた足掛かりとしていただくことを目的としています。
内容
プログラム医療機器ビジネスに新規参入するうえで、必要な医療機器に関する法規制やモデルケースを学ぶセミナーを開催します。(2025年度下半期に2回実施予定)
2024年度実績
「プログラム医療機器分野への参入支援」を目的とした全3回のセミナー・ワークショップを開催しました。
第1回「医工連携ワークショップ – ICT/AI技術が変える医療機器の未来 -」
現役医師や医療従事者、エンジニア等との意見交換をとおして、会津における地域 医療の現状と課題を理解し その解決策としてICT/AI技術にどのような可能性があるのかワークショップ(アイデアソン)形式で学びました。
講師
福島県立医科大学リハビリテーション医学講座 主任教授 林 哲生 氏
一般社団法人福島県作業療法士会 会長 長谷川 敬一 氏
一般社団法人福島県訪問看護連絡協議会 会長 星 かおる 氏
株式会社ロッケン 代表取締役 坂本 泰一 氏
株式会社 Eyes, JAPAN 代表取締役 山寺 純 氏
第2回「明日から役立つプログラム医療機器法規制の基礎」
プログラム医療機器の該当性判断や上市する際に求められること、押さえておきたい法規制や基本的な枠組み、留意点について学びました。
講師
株式会社ロッケン 薬事品質保証部 部長 小菅 みのり 氏
第3回「IEC 62304 医療機器ソフトウェアライフサイクルプロセス入門」
医療機器ソフトウェア開発において求められる国際規格の概要と、開発のためのV字モデル活用のポイントについて学びました。
講師
株式会社ロッケン 薬事品質保証部 部長 小菅 みのり 氏

<お問合せ先>
ふくしま医療機器開発支援センター 事業企画推進部 三浦
TEL:024-954-4014 Mail:atsushi.miura@fmdipa.or.jp