センターでできることが知りたい方へ 血液検査

生物学的安全性試験で全身毒性の評価をするにあたり血液データは有効な指標の一つです。
当センターでは、試験に供した動物の血液生化学的評価、および血液学的評価(血球数算定・血液凝固)を実施しています。
ISO10993-11全身毒性試験のAnnex Dで推奨されている血中成分の測定に対応しています。

血液生化学検査

試験動物より採取した血清および血漿中の電解質、酵素、蛋白、糖、脂質などの各種生化学成分について測定します。

測定機器:全自動生化学分析装置 HITACHI7180
測定項目:総蛋白/アルブミン/アルカリフォスファターゼ/γグルタミルトランスフェラーゼ/クレアチンキナーゼ/乳酸脱水素酵素/アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ/アラニンアミノトランスフェラーゼ/尿素窒素/クレアチニン/グルコース/カルシウム/リン/総ビリルビン/トリグリセリド/総コレステロール/ナトリウム/カリウム/クロール

  • 全自動生化学分析装置

血球数算定検査

試験動物より採取した血液の血球成分について計数および比率の算出をします。

測定機器:自動血球分析装置 XNV-1000
測定項目:白血球数/赤血球数/血小板数/ヘモグロビン量/ヘマトクリット/赤血球恒数/白血球分類/網赤血球比率

  • 自動血球分析装置

血液凝固検査

試験動物の血液凝固能について測定します。

測定機器:全自動血液凝固測定装置 CS2400
測定項目:部分トロンボプラスチン時間(PT)/活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)/フィブリノゲン量

  • 全自動血液凝固測定装置