開発・事業化支援 AMED事業 医工連携イノベーション推進事業

AMED:医工連携イノベーション推進事業は、「Connected in Fukushima」地域と立場の壁を超え、安全性評価を軸に、共に体感し推進する国内唯一の医療機器開発拠点整備」 と題し、東北地域の医療機器開発担当者と共に試作開発企業の探索やニーズ・シーズの橋渡しを進めています。
令和5年度、令和6年度、AMED事業の医療機器・ヘルスケア事業部 医療機器研究開発課 医工連携イノベーション推進事業(地域連携拠点自立化推進事業)に採択されました。

AMED(エーメド)とは?

AMED(エーメド)は、医療分野の研究開発およびその環境整備の中核的な役割を担う機関として、2015年4月に設立されました。
基礎から実用化までの一貫した医療研究開発の推進と、その成果の円滑な実用化を図るとともに、研究開発環境の整備を総合的かつ効果的に行うための様々な取組を行う国立研究開発法人です。

  • 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
    (Japan Agency for Medical Research and Development〈AMED〉)
    詳細はこちら

「医工連携イノベーション推進事業」は、高度なものづくり技術を有する中小企業・ベンチャー企業等の医療機器分野への新規参入や医療機関との連携・共同事業を促進し、我が国の医療機器産業の活性化を目指すと共に、医療の質の向上の実現など医療現場のニーズに応える医療機器の開発・事業化を促進します。

なかでも、地域連携拠点自立化推進事業は、医療機器開発における専門的知識を有する事業化人材等を配置し、地域におけるシーズとニーズのマッチングの推進や事業化の促進を図ることにより、地域における医療機器開発エコシステムの形成を推進する取組みです。

実施項目~昨年度の実績~

(1)事業化戦略支援

◯東北・全国の支援機関と連携した試作企業の探索・ブタを活用した探索試験や性能試験、安全性試験、ユーザビリティ評価

◯学会参加医師らによる評価や海外アカデミアや医療機関等での市場調査

  • スペシャリストブースツアー
    メディカルクリエーション2023で、臨床工学技士が出展者のブースを訪問し医療現場の情報提要や開発製品や試作品等の評価を行いました。

◯設計検証およびリスクマネジメント、QMS体制に係る支援

  • 製品コンセプト検討委員会
    10名の臨床工学技士が、性能や薬事対応、事業性等の観点から試作品などについてコンセプトの再検討をおこない、改良・改善を検討する案件を収集し見極めを行いました。

◯薬事戦略、保険戦略、知財戦略等の事業化コンサルテーション


(2)東北医療機器開発/事業化人材オープン・シェア革命推進タスクフォース運営

◯タスクフォースミーティングでの開発案件および課題の共有、試作企業選定

  • 東北地域の支援担当者と協働し、技術の探索、マッチングや試作開発を分担して進め大学発等研究者/スタートアップ企業が取組む開発案件を中心に開発をもう一歩先に推進していきます。
  • 学会共同出展
    東北地域のものづくり企業と医工連携の取組みや成果品を紹介し、企業の技術力と臨床ニーズとのマッチングを図りました。

お問合せ先

ふくしま医療機器開発支援センター 事業企画推進部
TEL:024-954-4014 Mail:fmdipa_01@fmdipa.or.jp