センターでできることが知りたい方へ 病理検査
病理検査
生物学的安全性試験では病理検査も重要な役割を担っています。
当センターでは、試験に供した動物の解剖・標本作製・病理組織学的評価を実施しています。
もちろん、必要に応じ一部のみの実施も可能です。(標本作製・病理組織学的評価のみなど)
解剖
センター内で実施した生物学的安全性試験の解剖を行います。
肉眼観察のほか、全身の諸臓器や被験物質埋植部位など、試験内容に応じて採材・切り出しを行います。
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解剖室
標本作製
通常のパラフィン包埋・HE染色標本のほか、樹脂標本や凍結標本、特殊染色などにも対応します。
- パラフィン包埋標本
- 樹脂包埋研磨標本
- 凍結標本
- 血液塗抹標本・異型細胞算定
- 細胞診用標本の作製・判定
- 特殊染色/免疫組織化学染色(詳細は応相談)
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ブタ骨組織 HE染色組織標本
特殊染色・免疫組織化学染色は
ご相談ください -
樹脂包埋研磨標本
非脱灰の骨組織や、金属製インプラントを含む組織標本の作製が可能です
病理組織学的評価
経験豊富な病理医(日本獣医病理学専門家協会(JCVP)、日本毒性病理学会(JSTP)認定の専門家)による鏡検・報告書作成のほか、必要に応じ組織写真の撮影を行います。
走査電子顕微鏡(SEM)を使用した評価も可能です。
- 鏡検、組織写真撮影、報告書作成
- デジタルスライドによる画像解析
- 走査電子顕微鏡(SEM)を用いた評価
- ピアレビュー
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鏡検室
組織標本を顕微鏡下で観察するほか、デジタルスライドによる画像解析も可能です -
走査電子顕微鏡
生体内埋植医療機器などの内外側表面の所見確認を実施します
部分的受託試験
病理検査(組織標本作製・組織学的評価・報告書作成)のみの受託試験が可能です。
お気軽にご相談ください。
- 各種モデル動物を用いた薬効薬理試験
- 各種モデル動物のモデル確認
- 刺激性試験の単回投与試験、反復投与試験、埋植試験、造腫瘍試験
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マウス腫瘍細胞移植骨融解モデル 骨組織標本
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マウス関節炎モデル 骨・関節組織標本